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手話の単語

手話の単語の種類はひとつではありません。

手話というのは耳の聞こえない聴覚障害の方同士のコミュニケーションの手段、つまり「言葉」として誕生しました。
しかし世界中に耳の聞こえない人はいまして、それぞれの地域の人が同じように身振り手振りでコミュニケーションをしようとして、手話を考え出して発展させていきましたので、世界の手話は単語が国や地域によってバラバラになっています。
さらに手話に限らず、「言語」というものはひとつの地域だけで話されていると、微妙にニュアンスや意味が変わる「方言化」という現象が起きます。


園行事に使える手話ソング

手話の単語たとえば大阪弁

日本がこれだけ狭い国土で九州の人と東北の人が日常会話でコミュニケーションをするのが不可能なほど違う方言を話すのは、江戸時代280年間、幕府が各地に関所を設けて人の移動を阻害したのが原因で、各地で話される言葉の方言化が進んだからだと言われています。

手話の単語にも似たような事があり、関東で使われる手話の単語と関西で使われる手話の単語には、若干の違いがあるそうで、つまり手話にも?大阪弁?があるわけです。

手話の単語 国際手話

そんなわけで、手話は発祥地が世界中にある事と、方言化の影響で国や地域によって大きく異なりますので、それらを全部覚えようと思うのは、ほぼ不可能だと言っていいでしょう。
そうした不具合を是正しようと、手話の国際化を試みた時期がありましたが、手話というのは行動を表すゼスチャーが基本に言語化されたもので、世界中の人が違和感なく使える手話の確立は無理だと言われています。
たとえば、これはこの問題に関する例としてよく取り上げられるの話ですが、日本の手話の場合、「ありがとう」を表す手話は胸の前で水平にした右手を左手で軽く叩き、右手で拝む動作をするわけですが、これは日本の国技である相撲の力士が、懸賞金を貰う動作が元になっていると言われています。
この動作を外国人に「ありがとう」だと言ってもピンとこないでしょう。
また、アメリカで主流を占めている手話では「男性」を表す手話動作は、帽子を被る動作をするとそれは男性を表す手話の単語になっていますが、日本人の感覚からすればやはりピンとこないでしょう。
手話の単語には一応国際手話といわれる「ジェスチューノ(Gestuno)」といわれる共通手話がありますが、このジェスチューノは聾唖者の国際会議などで使われるだけで、日常的にジェスチューノでコミュニケーションを取っている人はどの地域にもいないようです。
耳が聞こえても、聾唖者の人と手話でコミュニケーションを取りたいという人は、最寄りのボランティア団体が通常は無料で手話を教えてくれる手話サークルがあるはずですので、そういう組織をタウンページやインターネットで調べて参加してみましょう。



手話の単語